第4章 マネージャー事情 ★
>>side:Satoshi
好きなんだ、みんな。
みんながお互いのこと、本当に好きなの。
浮気じゃないし、みんな本気。
マネ「…なんていうか…本当に、奇跡の5人ですね」
感心したかのように言ってくれた彼に
俺らは心底安心した。
和「ふふ…そうだねぇ」
マネ「どうしたらこんな、こんなことになれるんですか?」
潤「なんか、割と、気付いたらこんな感じだったよね」
智「キスは全然、抵抗なくて…ふざけてしてたらなんかエロいのもし始めて」
和「さとだよ。俺、1番最初はさとにされたもん、舌入れられて」
智「あー、した。みんないたよねー」
潤「かず、真っ赤っかになっちゃってね」
智「そしたら雅紀に火がついちゃって、翔が餌食になってね」
マネ「ケンカにならないんですか?」
和「ならない。みんな優しいから」
潤「はは!自信満々な、そこは」
マネ「だって、今日はにのさんと寝たい!って人が2人いたら?」
智「3人で寝る」
マネ「いや、あの…セックス、とか、」
和「だから、3人でヤる」
マネ「あ、…ぁあ//」
潤「たまに2人きりがいいときもあるけどね。その時はなぜかみんな邪魔してこない」
マネ「へぇ……この5人だから、成り立ってるんですね」
智「それは絶対そう」
マネ「…なんか、羨ましいです。さらに。」
和「…ありがと」
マネ「これからも全力で、お守りします!」
潤「ふふ…よろしくお願いします」
マネ「…でも、あれですね。みなさん揃って女関係の心配がないので、我々も安心です」
和「身に覚えのないのはたまに出るけどね」
マネ「そんなのは無視です。嘘なんだから」
和「ふふ…そうね」
すげぇマネージャーだな。
この世界、男同士が珍しくないのは
確かにあるけど、それでも俺らって
絶対変なのに。5人なのに2組以上の
カップルがいるのと同じ。
なのにこんなスムーズに受け入れてくれて。
まぁ…受け入れてくれると
思ったから言ったんだけどね。
裏切られなくて良かったよね。
和「そろそろ寝ますか?」
マネ「もっとお話聞きたいところですけど♪」
和「ふふ…またおいで」
マネ「はい。にのさんとも呑みたいですし」
和「そうだね。腰、落ち着いたらね」
マネ「はい♪」
さ、今日は2人一緒だろうから、
さっさと2階に退散しますよ!
智「おやすみー」
「「おやすみ」」
マネ「おやすみなさい」