第4章 マネージャー事情 ★
>>side:Kazunari
智「あー、なーにいちゃついてんのかな、マネージャーの前で!」
和「あー、さとおかえりぃ」
智「ふふ…ただいま♪かずくん。ちゅっ」
マネ「え?」
和「…あーもう…」
潤「さとしー…なんてややこしいことしてくれるかな」
智「だって、俺もかず大好きだもんね〜」
和「もー、ばかー」
潤「ばか…」
マネ「えぇ…?」
絶対聞いてたよ、さっきの。
なんも考えてないように見せて
超見てるんだよ、人のこと。
やらしいなぁ、ほんと。
せっかく宣言もせず、ふわっと
まとまったと思ったのに…
俺の頬にキスするんだもん。
だめだよ、今はさぁ。
まぁ…リーダーがいいならいいけどさ。
全部カミングアウトしちゃっても。
あの2人も別に怒らないでしょ。
和「なに、全部言っちゃうの?」
智「キス見られたんだろ?」
潤「俺とかずだけでしょ」
智「そうなの?」
マネ「え?あ、はい…僕が見たことあるのはこのお二人で…」
和「他にもあるの?」
マネ「大野さんのマネさんは、相葉さんと大野さんを見たらしいです」
和「さとも見られてんじゃん。楽屋?」
マネ「はい」
潤「あー、気を付けなよ」
智「…はーい」
和「ふふふ」
マネ「あ、でも…」
潤「いや、それ今はいいから」
智「なに?何隠したの?あ、楽屋でしてた?」
マネ「……はい」
和「えっ…俺?」
マネ「え?そうです、にのさんと松本さん」
智「マジでたまたま同じだったんだ…!てか、気をつけてよ?」
潤「…はーい」
和「ふふ…」
マネージャーはきょとんとしてる。
話が見えない感じ?でも嫌な顔はしてない。
智「別に隠してたわけじゃないし、いいんじゃないの。ね?じゅん」
潤「まぁ…ね?」
和「俺は…任せる」
智「かずー、ちゅ…」
和「ん、…」
俺らの後ろに立ってたさとは
今度は唇にキスしてきた。
潤「…こういう、こと?」
マネ「……ん?」
智「俺も、好きだから。かずのこと♪」
マネ「ぇえ?にのさん…二股?」
和「あ。もう!俺悪者になった!」
潤「ははは!」
智「ふはは!じゅんも好きだよ。ほら、ちゅー」
潤「え、この流れではず…、…//」
和「ふふふ…じゅんくんかわいい」
マネ「…なんか、…ここは日本ですか?」
和「ふふふ!さすが♪」
潤「まじ、さすがだなー」
驚きもせず、普通。
さすがとしか言い様がない。