第4章 マネージャー事情 ★
>>side:Jun
にのはたまーにこうやって
マネージャーを連れて帰ってくる。
俺らも連れてくることあるし
泊まってもらうこともあるけど
にのが1番頻度は高いかなぁ。
にののマネージャーっていっても、
5人ともお世話になってるから
専属ってだけだけどね。
「「「いただきまーす」」」
マネ「…ん!これ美味しい!」
和「ねー。うまい」
潤「ほんと、ポン酢だけだよ。ポン酢で煮ただけ」
マネ「すごいですね、料理も上手で…」
潤「普通だけどね。ん、にの半熟ー!」
和「ふふ、大成功」
マネ「ほんとだ、絶妙ですね!あーおいしい…♪ここに来ると、ご飯が美味しいです」
潤「はは!いつでもおいで」
和「おいでー」
マネ「ふふふ♪ありがとうございます」
年齢も俺らのちょっと下くらいで
同世代だし、話も合う。
マネージャーやってるくらいだから
気が利くし、タフだし。
多分、全部打ち明けても
全力で守ってくれると思う。
潤「にのゆっくりお湯つかってきな?」
和「潤くん先行きなよ、俺洗うし」
潤「 今のあなたに立ち仕事なんてさせませんけど」
和「…料理は手伝わせたのに」
潤「………」
和「冗談です、すみません。ありがたくいただきます」
潤「よろしい」
マネ「ふはは!ほんと、仲良いですよねー」
潤「ふふ…」
にのは大人しく風呂場に消えていった。
ほんとに、痛みないみたいで良かった…
潤「腰、平気そうだね」
マネ「はい。今日は飲み薬だけで、特に辛そうでもなかったんで…安心しました。」
潤「いつもありがとうね。心配だけど俺らずっとついてられないからさ」
マネ「ずっとついてるのが僕の仕事ですから♪」
潤「ふふ…だよな。たまに羨ましいわ」
マネ「ふふふ…マネージャーの特権です♪」
潤「ははは!また…頼むね。」
マネ「任せてください!あ…ただ、」
潤「え?」
マネ「いちゃつくのは、外では控えてくださいね?ふふ」
びっくりした。
割とハッキリものを言う…とは思ってたけど
こういうことでもそこは変わらないな。
まぁ…言ってもらえるだけいいのかも…?
潤「…いつから知ってるの?」
マネ「なんとなく、気付いて…楽屋でキスしてるところ見てしまって、確信しました」
潤「楽屋…で、したっけ…」
マネ「ほらー、気を付けてください?外部の人に見られたら守れませんよ」
潤「気をつける…」