第4章 マネージャー事情 ★
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和「ただいまー」
マネ「おじゃましまーす」
和「あれ、いないのかな」
思ってたよりも早く終わって
帰ってきたけど、
リビングには誰もいなかった。
潤くんいるって言ってたのになー。
和「その辺座ってて」
マネ「はーい」
マネージャーはソファに腰かける。
何度も来ている部屋だから慣れたもん。
俺は潤くんの部屋のドアを叩いた。
トントン…ガチャ
和「いた…」
お昼寝…夕方寝?中…
和「じゅん…ただいま」
潤「………」
和「ちゅ、…ちゅっ…はむ…」
潤「ん……、…んー、…かず…?」
和「ただいま。」
潤「…おかえり……なにしてたの…」
和「んー?ちゅう」
潤「ふふ…かわい…」
和「おきる?」
潤「ん、おきる…ご飯作らなきゃね」
和「マネさん来てるの。ご飯食べさせてあげて?」
潤「ああ、多めに作ってたから良かった」
和「ありがと」
寝てたから、唇とか頬っぺとか
キスしまくってたら起きた。
潤「お疲れさまー」
マネ「お疲れさまです~。お邪魔してます」
潤「ご飯食べてって。今日俺だけど」
マネ「いただきます♪」
和「早く終わったから、いつもありがとうのお誘い」
潤「ん、いいこ。手伝って?」
和「今日なにー?」
潤「こないだ言ってた手羽元の煮たやつ、作ってあんの。味染みたかなぁ」
和「おー、結構色ついてる」
潤「いっこ食べてみ?」
和「いいの?」
潤「はい、あーん」
和「…んー、柔らかい!うまーい♪」
潤「ん、うまいなこれ。ポン酢だけ、ほんとに。」
和「確実リピだね」
潤「あと、ゆで卵したくて」
和「半熟!俺やるよ」
潤「じゃあ任せる」
和「ねぇ、お茶かコーヒーどっちがいい?」
マネ「あ、お茶で!すみません」
和「はーい」
俺らがキッチンで味見したりしてる時も
マネージャーはずっと俺らを見てた。
にこにこしながら、嬉しそうに。
和「テレビ付けてもいいよ?」
マネ「いえ、お二人見てるの楽しいんで」
和「なにそれ。じゃあこっち来れば?」
マネ「はい♪」
ダイニングに呼び寄せたらまた嬉しそう。
毎日見てる顔なのに、そんなに楽しいかね。
和「風呂洗った?」
潤「うん、入れて」
和「ありがと」
潤「久々にオールオフで家事ばっかしてた」
和「ふはは!」
マネ「ふふ、主夫さんですね」
潤「リーダーにも言われたー」