第4章 マネージャー事情 ★
>>side:Jun
「おはようございます」
和「おはよぅ」
「どう?痛みは。眠れた?」
和「うん、眠れた」
「これ、感じるね?」
和「うん。」
「注射は大丈夫そうかな。薬で…痺れもないみたいだし様子みよう。無理しないように。」
和「はい…」
「いつでも連絡して」
和「…ありがとう、…ほんとに」
「ふふ…素直じゃん。あ、マッサージだけ、受けてから出る?」
和「ん、」
痛みは落ち着いたみたい。
良かった。今日は帰れるかな。
休みだし、美味いもん作ってあげよ。
和「潤くん休みだっけ?」
潤「そうー。付き添ってあげよっか♪」
和「ふふ…やだよ、恥ずかしい」
潤「えー?なんだよそれ」
和「いたら撮られちゃうよ?」
潤「いいじゃん?ふふ…ま、家帰って待ってる。早いんでしょ?」
和「たぶんね」
潤「帰る時、連絡して?」
和「わかった」
潤「……ちゅぅしていい?」
和「…なんでみんな聞くの?//」
潤「ふふ…怒られたくないから?ちゅ…」
和「ん…ふふ…」
潤「んー?かわいいよ」
マネ「おはようございまーす」
潤「!びっくりした……ぇ、みた?」
マネ「…直接は見えてないですけど、何してるかくらいは分かりましたよ?」
和「ばか…//ほんとばか…」
潤「俺?ちゃんと許可取ったけど」
和「っ、ずるくない?嫌って言ってもしたでしょ」
潤「んー、したね」
マネ「僕じゃなかったらどうするんですか、気を付けてくださいよ!」
潤「すんません…」
和「…ねぇ、ごめんついでにちょっと、後ろ向いてて…」
マネ「…もう…ちょっとですよ!」
和「…………」
マネージャーが背を向けた瞬間、
ぎゅってして、って声にならない声で
手を広げてねだってきたにのを
俺は思いっきり抱きしめた。
潤「行こっか。」
マネ「…時間あるんで、家送ります。にのさんも寄ります?」
和「んー、…まだみんないるの?」
マネ「今日はまだいると思いますよ」
和「じゃあ…ちょっと帰ろうかな」
にののマネージャーは、俺とにのが
付き合ってると思ってるのかな。
キスしてても驚かないってどういう…
つか、みんな知ってんのかな。
俺はなんも言ってないけど…
マネージャー同士ってどんな話すんだろ。
今のも共有されちゃったりするのかな。
マネ「にのさん体調大丈夫ですか?」
和「うん、大丈夫。」
マネ「無理しないで下さいね」