第4章 マネージャー事情 ★
>>side:Jun
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潤「にの…!」
和『…なによ、…』
潤「大丈夫なのかよ…」
和『…大丈夫だよ、』
潤「んー…」
和『みんないる?』
潤「うん、いるよ。スピーカーにする?」
にのから連絡が来たのは、
家に着いてすぐだった。
思わず、心配そうな声が出ちゃった…
智「にのー!」
翔「にの大丈夫かぁ…?」
和『毎度毎度、ご心配おかけしてすみません…』
潤「どうなの、調子は」
和『まぁ…最悪、ではない…』
翔「仕事は?」
和『仕事は大丈夫。ちゃんと終わって、東京戻って…いつもの病院来た』
翔「そか…お疲れさま」
和『ん、』
智「明日、無理すんな…?」
和『大丈夫。ごめんね、』
翔「ゆっくり休めよ」
和『うん、ありがと。じゃあ、明日…』
翔「おやすみ」
智「おやすみにのー」
翔「大丈夫そうかな」
潤「んー」
智「明日会えるスケジュールでよかったね」
翔「ほんとにそれ」
智「てか、翔ちゃん今日早かったね」
翔「そう♪早く帰れたから、ご飯炊いた。夜ご飯まだ?」
智「まだ!炊きたてご飯?やったー♪」
潤「ふふ…何にする?おかず」
早いとか、夜ご飯とか言ってるけど、
今22時。なかなかの時間。
3人揃うことは、あるんだよね。
今日も…ほんとは5人揃ったのかな。
まぁ…元々分かんなかったから
いいんだけどさ、でも…
理由が理由だけに…寂しさもあって。
3人で適当におかずを作って
炊きたての白飯を頬張った。
にのは…食べてないんだろうな、また。
雅紀は食べられたかな…。
口には出さないけど、たぶん、
この2人も同じこと考えてるって分かる。
智「…3人で寝ない?」
翔「ふふふ…いいよ」
潤「甘えんぼ継続中な!」
智「…いいじゃん//」
翔「早く風呂はいろ。」
潤「2人どうぞ。俺洗っとくよ」
智「いいの?ありがとう」
潤「ちょっとアテ作るわ。呑むでしょ」
翔「最高です♪」
潤「ふふ…♪」
2人を風呂に見送って、
俺はスマホを手にした。
和『…もしもし?』
潤「…かず…」
和『…どしたの?』
潤「まさき、いるの…?」
和『コンビニ行った。そっちは?』
潤「風呂行ってる」
和『…確信犯だな』
潤「だって…さっきちゃんと言えてないから」
和『…おやすみ?』
潤「ん…おやすみ」
和『じゅん…』
潤「かず、…すき…」
和『ん、俺も。』