第3章 おかえりと言える家 ★
>>side:Satoshi
「「「いただきまーす」」」
和「ん!ま!」
潤「そう?良かったー」
和「これなに、タレ?」
潤「いや、醤油とかみりんとか適当」
和「やっぱ潤くんうまいよなぁ…」
智「マグロにかかってるやつも超うめぇ」
潤「ふふふ…作りがいありますよ♪」
今日は松潤の夜ご飯。
マグロが食べたい俺と、
刺身が苦手なにのに、最適な丼物。
俺は豚丼も食べられてラッキー♪
♪〜♪〜
″お風呂が湧きました″
潤「お、入れてくれたんだ」
智「もちろん♪松潤先にどうぞ。俺片付けるし」
潤「ありがと♪」
和「あ、洗濯物干さなきゃ」
智「乾燥機かけなかったの?」
和「時間あるし干そうかなって」
智「んー。干したらにのも先風呂入っちゃいな」
和「うん。ありがと」
潤「ごちそうさま。じゃ、先いただきまーす」
「「はーい」」
ゆっくり夜ご飯を終えて、
松潤は風呂、にのは洗濯物、俺は洗い物。
時間の使い方がみんな上手い。
こんな仕事してるからだろうけど…
如何に一緒にゆっくりできるか、
それを考えてのテキパキ行動。
今日はかずのこと可愛がれるかな…♪
智「結構大量じゃん」
和「ね。ためちゃってたね。風あるし朝には乾くかなー」
智「ありがと、かずくん…♪」
和「ンっ…」
智「風呂、行こうか」
和「…ぅん、//」
丼だったから、洗い物は早かった。
洗濯物を干し終えてベランダから
戻ってきたにのをリビングで迎えて
頭を撫でて、軽くキス…
目をじーっと見つめてニコってすると
もう、にのの頬は少し赤らんだ。
-風呂場
智「潤~、入るよ」
潤「おー、いいよー」
和「…あ、いい香り…」
潤「そうそう。今日これ入れてみた、オレンジ」
和「んー…リラックス効果あるねぇ♪」
智「すげえ、みかんって感じ」
潤「ね。癒されるー…これもらったの?3つしかなかったけど」
和「うん。今度店で探してみよっか」
潤「うん。俺これすき」
和「…んっ!//…さと、…」
智「…これ潤の痕?いっぱいついてる…」
潤「ふふ…昨日いっぱい付けた。かず全部味わったから♪」
かずの背中に咲く赤い痕を
ペロッと舐めると、かずは
ピクっと身体を震わせた。
智「今日は…俺も付けていい…?」
和「……ん、…//」
後ろから抱きしめて
耳元で囁くように言うと
スタートの合図。