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5人でいる。--幸せな空間--【気象系BL】

第17章 甘えん坊 ★




>>side:Kazunari


翔「寝よ…おやすみ〜」
和「おやすみぃ」
潤「おやすみ」

雅紀とさとが出てこない。
ヤってんなー、風呂場で。
好きだな、ほんと。


潤「明日の朝さ、パンあるから」
和「買ってきたの?」
潤「もらったの。流行りの高級食パン」
和「おー。俺でも知ってる」
潤「トーストするだけで美味いよ」
和「うん。焼いて食べるー」
潤「かずが一番早いから、一応」
和「また?俺…忙しいな」
潤「明日は俺も朝からだから起きるよ。一緒に食べよ」
和「うー…ありがと…」
潤「ふふ…じゃ、おやすみ」
和「おやすみぃ…」

時間も時間だし、翔ちゃんもじゅんも
部屋に引き上げて行っちゃった。
ちょっと寂しいな…とか、思ったりして。

みんな俺がちょっと忙しいからって…
遠慮してくれてるのかな…。
あ、いや…さとはないな…
一応疲れてるのはほんとだし
風呂場でヤるのはちょっと辛い。暑いし。

でも……今日はなんとなく、
ひとりは嫌だなって…
気分だけどね…。






とりあえず…自分の部屋に来たけど…
なんか眠れない…。

喋り尽くして疲れてるはずなんだけど…
逆にテンション上がってるのかな…。
さっきのさっきまで喋ってたもんな…

じゅん…起きてるかな…


とんとん…

隣のドアを控えめに叩いた。
返事はない…。寝たかなぁ…。

そっとドアを開けると、
ベッドにじゅんの姿があった。

電気も消えてるし、寝てるっぽい…


ベッドの側に行ってみたけど
規則正しい寝息で…起きそうもない。

寝込み襲う趣味なんてないけどさ…
今日は、なんか…、寂しいんだもん…
ごめんね?じゅん…
ちょっと、起きてほしいな…


心の中で謝って、
じゅんの唇に吸い付いてみた。

「…ちゅ…」
「…………」

最初は軽く…
でも起きなかったから、少し長めに…。

そんなことしてたら
もういつの間にか俺の気持ちも身体も
その気になっちゃって。。


「ちゅっ、…ん…じゅん…」
「…っ、…」

前開きのパジャマを着てたから
ボタンを外して…
現れた胸の突起に吸い付いたら
じゅんのカラダはピクっと震えた。

「ちゅ…」
「…ぁ、……ん…」

起きた…?
分かんないけど…もう止まらない…



「…っあ……、かず…?!ちょ…ぁッ…」


じゅんー…
起きてくれた…





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