第15章 記念日 ★
>>side:Jun
みんなの前で、このトーンの
愛の言葉は初めてかもしれない。
なんとなく、これ以上聞かせたくなくて
俺はかずの口を自分のそれで塞いだ。
耳元で息を吐くと、
かずからはいやらしい声が出た。
記念日。
今日はかずのこと抱きたかったから…
その目的が達成できそうで嬉しい。
潤「かず…ラクにしてて」
和「ん…」
今日は俺が溺れさせたかった。
みんなの前で、俺に溺れて欲しかった。
別に、大きな理由はないよ。
俺の、可愛いかずをみんなに
見せてあげたかっただけかな。
和「ぁあっ…あっ……ぅ…//」
まずはやっぱり大好きな胸。
かずの身体がビクッと震える。
空を切った手が俺の頭と肩に添えられた。
潤「…次は…どこにしようかな…」
和「ん…は……」
抱き抱えて少し上半身を起こし、
バサッとシャツを脱がせて
中のタンクトップも剥ぎ取って…
背中を優しくいやらしく…
和「はぁあ…ん…」
撫でるだけでかずは感じてくれた。
今日の感度はバツグンだな…♪
潤「かず…背中見せて」
和「…ゃだ…」
潤「ちょっとだけ…ほら、あっち向いて?」
和「じゅん…」
潤「ん、いいこ」
和「あっ…ぁあっ…あんっ…//」
綺麗な背中…
後ろから抱きついて、
首筋、肩、肩甲骨…
優しくゆっくり口付けた。
かずはソファに手をついて
ビクビクしながら声を上げる。
智「あっま…」
雅「じゅんにしか出せない甘さだね//」
翔「やばー…見てるだけでクるな…」
潤「ふふ…かず、かわいいって。みんな。」
和「ぅ…//ゃだ…ぁああ…はぁああ…!」
下から背骨の少し横をツーっと
舐め上げると、かずはビクンと
震えて天を仰ぎ、甘く鳴いた。
潤「気持ちいいんだよね、これ」
和「っは…ぅ、…きもち、ぃ…//」
潤「ふふ…いい子だから、ちゅぅしてあげよ…」
和「じゅん…んっ、ぅ…ふ…」
また正面から抱きしめて
唇をはむはむと摘んだり
舌を思いっきり絡めたり…
かずはうっとりするような声を
たまに上げて俺に抱きついてた。
かわいい…
俺たちの雰囲気に、みんなも
手を出さずに見ていてくれる。
空気読める人ばっかでほんと助かる。
やっとズボンの中に手を入れてやると
かずは感じすぎてその俺の手を握ってきた。
でも邪魔になるほどの力はなくて。
もっと、溺れて…かず…♪