第14章 楽屋 ★
>>side:Jun
家でこんな話すると、
すぐベッドになだれ込んじゃうからね。
5人揃う楽屋でだと、
ゆっくりこんな話ができたりする。
翔「今日みんなここであがり?」
和「そうでしょ」
雅「デートしたいなぁ…」
潤「5人で?」
和「それは無理じゃない?」
智「さすがに5人はねぇ」
雅「夢だなぁ」
翔「今度、店予約してご飯食べにいこ」
潤「個室のね!行ったことある所なら」
和「外歩くのはできないけどね」
智「楽しみ♪」
雅「うん♪」
デートでも、デートには見えないとは
思うけど…プライベートで5人では歩けない。
ありがたいことだけど…
出掛けたいと思うことは、ある。
買い物したり…映画観に行ったり…
まぁ…2人ならギリギリできるけど。
潤「今日遅めだよね?ご飯どうしよ。何食べたい?」
和「雑炊…」
智「たべたーい♪」
雅「たまご!」
翔「土鍋でやったら?」
和「おいしそーっ」
潤「決まりだな?ふふふ」
和「材料ある?」
潤「米あるし…卵あったし、…大丈夫かな」
智「遅めで雑炊…俺らも年だな…」
雅「いいじゃん!お腹に優しい雑炊♪」
翔「ふははは」
和「そろそろ行きますかぁ」
「「「「はーい」」」」
合間の楽屋は大抵こんな感じ。
家よりも、必ずみんな揃う時間だから。
レギュラー収録の楽屋は貴重な時間。
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潤「今日、智と雅紀一緒に寝るんだって」
和「へぇ。…どっちかと寝たかったの?」
潤「そういうことじゃないけど…」
和「んー?」
潤「…ほんと、意地悪だよな、…」
和「………」
潤「…ね、言って?」
和「なに?」
潤「たまにはねだってよ」
和「…今日、一緒に寝よ?」
潤「ふふ…」
和「なによ、いつも寝てんじゃん」
潤「言って欲しかったのー」
和「…一緒に寝よぉ…ちゅっ、」
潤「っ、…まじで小悪魔…//」
和「ふふ…ほんとに寝るでしょ?」
潤「うん」
今日はかたまって風呂。
俺はかずと2人で入った。
えっちだって、部屋行くのだって
最初は俺が誘うことが多いから、
たまにはねだってほしかったの。
そしたらやっぱりかずが優勢。
エロい目で見つめられて、
軽くキスされたらもう…断れないし。
断る気なんてないし、
芝居打ってるのはわかってるけど、
それでもドキッとさせられる。
最中はあんなに可愛いのになぁ…。