• テキストサイズ

5人でいる。--幸せな空間--【気象系BL】

第3章 おかえりと言える家 ★



>>side:Kazunari


潤「じゃーね」
和「ばいばい」
潤「終わったら連絡する」
和「うん。」


事務所に一緒に来て、別々の部屋。
潤くんはちょっと用事済ませて
すぐ移動だって。

俺は今日はずっと事務所。
いろいろ、目を通すべきものも多い。
でも仕事はオフみたいなもんだね。
ゆっくりしよーっと。

ここにいるとタレントもいっぱいいるから
思いがけない人にも会える。…こともある。


マネ「これ、一応全部みます?」
和「んー、…いまいいけどなぁ…」
マネ「そうやってると溜まるんですよ」
和「……分かってるもん…」
マネ「ふふ…じゃ、お願いしますね?」
和「………。」
マネ「ね!お茶飲みますか?」
和「…のむ…」
マネ「ふふ…今日は気が抜けてますね~♪かわいいです」
和「……褒めてんの?貶してんの?」
マネ「全力で褒めてます」
和「…ありがとー」


部屋で、オファーの用紙やら
ファンの方からのお手紙やら
事務所からのお知らせやら
いろいろ…ぼーっと読んでた。

オファーはさ。
急ぎだったり、熱が強かったり、
知り合いだったりしたら別途くるし
事務所も言ってくるから
今ここにあるのは、要するに
事務所が推さなかったやつとか…
えらい先の話とか。
でも一応目を通させてくれるから
それは…いい。面倒だけど、いいこと。

あと、今日は呼ばれてるから
本気のやつもあるみたい。


和「あー…あ?」

稀に、不思議なオファーもあって。


和「…もしもしー?」
『にのーどうした?』
和「オファーしました?事務所に」
『したー。ダメ元』
和「ふはは!なにこれ」
『ふふふ…だめ?』
和「だめじゃないけど、現実的ではないね」
『だよなぁ』
和「でも楽しそう。やりたいなー」
『そんなこと言っちゃっていいの?』
和「雑談でしょ、いま」
『ふふふ』

知り合いのプロデューサーが
差出人のもの。
嬉しくて連絡してみたりする。


トントン…

和「はーい」

「失礼します!二宮くん!お疲れさまです!」
和「おー、お疲れ。何してんの」
「打ち合わせです。今忙しいですか?」
和「…別に?」
「一緒に食堂行きません?」
和「えー、…んー、行こうかな」
「やった!!」

後輩くんがきた。
えーと……セクシーな子。中島くんだ。

なんか知らないけど
懐いてくれてる。


/ 235ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp