第13章 お客様 ★
>>side:Kazunari
レタスをちぎっていたら、
ふわっと、俺の好きな香りがして
優しい腕に包まれた。
後ろから、俺の肩に顎を乗せて
きっとニコッと笑っているじゅんは
寝起きなのに珍しく機嫌がいいみたい。
和「じゅんに1番に起きて欲しかったんだもん」
潤「…起きたよ?ご褒美は?」
和「んー、……ちゅっ♪」
潤「、…ふふ…ありがと♪」
和「ゆっくりしてて。珈琲飲む?」
潤「うん」
和「みんな泊まってるんだよねぇ?」
潤「んー、多分。…ここ、もしかしてかずが片付けてくれた?」
和「あー、ゴミ捨てただけだよ」
潤「ごめんな、ありがと」
和「んーん」
ホットコーヒーを渡したら
ダイニングの自分の席に座って
こっちをみてる。
和「…そんな見ないでよ、恥ずかしいじゃん」
潤「えー?見てたいもん。かずのこと」
和「いいよ、見なくてっ//」
潤「なんならずっと背中に張り付いて見てたい。あ、それじゃ顔が見えないな…」
和「張り付かなくていいからっ!」
「「おはよう、ございます…!」」
和「あ、おはよ…」
潤「あー、おはよー。よく眠れた?てかどこで寝てたの?」
山「あ…はい、相葉くんと大野くんがスタジオに布団敷いてくれて…」
潤「そうなんだ。…座れば?」
和「朝ごはんもうできるから、珈琲飲みながら待ってて?はい」
潤「どーぞー」
「「ありがとうございます」」
じゅんとの会話に夢中になってると
そこに山田と知念が立ってた。
ピタッとくっついて…かわいいな。
山「すみません、朝ごはんまで……あ!片付けっ…」
和「いいよ、まだゆっくりできるんでしょ?」
山「はい、迎えここに…勝手にすみません」
和「ふふふ…あ、それならシャワーは?浴びたの?」
山「いや…」
潤「まじ?風呂入ってけよ。追い炊きでいけるかな?」
和「いけるでしょ。」
潤「炊いてくるわ」
知「すみません、ありがとうございます…!」
和「気ぃ遣わないで、気楽にしてて」
山「ありがとうございます…!二宮くんって、料理するんですね」
和「んー…するってほどじゃないけど、まぁ…簡単にならね。みんなするよ」
山「なにつくってるんですか?」
和「んー?フレンチトースト。好き?」
知「すごい…!お店みたいですね!」
和「そ?これみんな好きだから、美味いんだと思うよ」
山「すげー…!俺大好きです!」