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5人でいる。--幸せな空間--【気象系BL】

第12章 お久しぶり ★



>>side:Kazunari

潤「かず…、ちゅ…」
和「………」
潤「…隠せると思ったの?」
和「………」
潤「点滴の痕…新しい」
和「…今は、元気だよ?ホントに…」
潤「それは…分かるよ?こんなに鳴いてくれたもん」
和「……//」
潤「なにがあったの?教えて」
和「…はぃ…」

行為が終わって、ベッドで
抱きしめられていた時…

じゅんは俺の腕を掴んで、
優しく口付けた。
そこは…この前まで何度も
針が刺さっていたところ…。
逃げられない状況に観念して
俺はここ最近の帰って来てなかった
あいだの話を正直にした。

潤「…帰って来たら、ちゃんとご飯作って食べさせたのに。ちゃんとかずのために、栄養も考えて…」
和「……ごめんなさい…」
潤「……そんなに、頼りない?」
和「え…?」
潤「かずにとって、そんなに…言えない相手なの?」
和「ちがっ……っ、…ちがぅ…ぅう…」
潤「…ごめん、意地悪だったね。でも…寂しいんだもん…」
和「…ごめん…」
潤「すきだよ…」
和「おれも、…すきなの…すごく、…早く、会いたいって思ってた。ほんとに…、でも…元気な時に…会いたくて…」
潤「…ぅん…」
和「ごめん……久しぶりに会う時は、こうして…愛してほしかった…俺が体調悪かったら、抱いてくれないでしょ…?」
潤「当たり前だろ、ばか」
和「ぅう…ばかでも、なんでも…じゅんに触ってほしかったんだもん…//」
潤「…ふふ…かわいすぎる…」

この空間がすき。
じゅんの腕の中がすき。
ずっと触れていたいと思う…

じゅんの心臓の音が聞こえるくらい
ぎゅーっと抱きついた。

潤「撮影、落ち着いたの…?」
和「ぅん、一段落ついたから…連泊とかにはならないよ、もう」
潤「そっか…よかった。帰って来れる日はなるべくうちでご飯食べて…?俺作るからさ…」
和「…じゅんも仕事あるでしょ、」
潤「作るの好きだし…かずのために作りたい。その代わり…遅くなっても、待ってろよ?」
和「ふふ…分かった、…ありがとう」
潤「ん……よく頑張りました。」
和「ふふふ…ご褒美、ほしぃ…//」
潤「えー?いっぱいあげたんだけどな…?」
和「もっと…」
潤「ん…、チュッ…ちゅ…」

久しぶりのえっち…
久しぶりのキス…

全部が俺の待ち望んでいたもので…
一瞬にして俺を幸せで包んでくれる。

この家があるから、がんばれる。

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