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5人でいる。--幸せな空間--【気象系BL】

第12章 お久しぶり ★



>>side:Masaki

雅「…そっかぁ」
智「んー…」
雅「そんで、潤ちゃんと翔ちゃんは2人で寝てんの?」
智「2人には熱のことは言ってないけど、……潤が寂しそうで…翔ちゃんほっとけないんでしょ。」
雅「そりゃそうだよ。」
智「言わないでね、…って俺言っちゃってるけど」
雅「ふふ…ありがとう、話してくれて」
智「ん…張本人は、帰ってこないね」
雅「連絡は……あ、なんか来てるよ?」
智「え、気づかなかった…あ…泊まりか…」
雅「…大丈夫かな…さと、かけてみて、電話」
智「俺?」
雅「だってさとじゃないと話さないじゃん、今の状況」
智「…そりゃそうか」

俺も今日は遅めで。
帰ったらリビングでさとがうとうとしてた。
あったかいお茶いれて、
ちょっと話してたんだけど…
にののことも、問い詰めたら話してくれた。


智「…もしもし?」
マネ『もしもし…』
智「あ、マネさん?あれ?」
マネ『お疲れさまです、にのさんの携帯です。今ちょっと…』
智「ぁあ…にの風呂とか?」
マネ『いえ……あの、今ホテルなんですけど…あ、泊まりの連絡は…』
智「うん、LINEが来てた」
マネ『そうですか、良かった。あのー…にのさん、多分起きて、る…んですけど…話せる感じじゃないといいますか…』
智「なに?どうしたの?…また熱?」
マネ『んー……そろそろ効いてくるかと思ってたんですが、今夜は全然下がってくれなくて…薬慣れちゃったのかな…』
智「今日も上がったんだ…ほんとに抑えつけてるだけじゃん…」
マネ『はい…』
智「…にの、話せないんだよね…?」
マネ『…ちょっと、待ってください。聞いてみますね』
智「うん、お願い。」

電話するさとの横にピッタリくっついて
マネージャーの声を聞いてた。
にの…熱下がらなかったんだ…。
結構、体調崩すと長い子だから…心配。

和『…さと…?』
智「かず…大丈夫か?」
和『…なんとか、』
智「しんどそぅ…かず…9度くらいあるの?」
和『よんじゅぅ…こえたぁ…』
智「ぇえ…?」
和『ふぅ…、ぼやーって…する…』
智「そりゃそうだろ…うち帰って来たら良かったのに!!4人もいんだぞ…」
和『…ふぇ…さとぉ…ぅええ…』
智「え、あ…ごめんかず…ごめんごめん…」
マネ『にのさん、もう寝ましょ…すみません、切ります』
智「うん…にののことお願いね…!」
マネ『はい…!』
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