第11章 家族感
>>side:Satoshi
智「ただい…まぁ……ふふふ」
帰ったらリビングには
末っ子2人の姿。
2人揃って、すやすやと
気持ち良さそうに寝てる。
かずが潤の腕にしがみついて
潤はかずの肩を抱いて。
2人で映画観てたのかな。
もうそろそろ冷える季節。
薄手の毛布を持ってきてガバッとかけた。
いいなぁ。映画観て、昼寝して…
すごいいい休日じゃん!
まだ起こす時間でもないし、
俺は静かに2階にあがって
自分の部屋に入った。
俺も昼寝しよ…♪
---------
和「行くよー」
潤「待って、」
和「あ、さと!毛布ありがと」
智「んー!どっか行くの?」
和「ふふ…さとも寝てたの?ちょっと買い物行ってくるね」
智「んー、行ってらっしゃい」
潤「なんかほしいものある?」
智「んー……キムチ」
和「何でもい?」
智「うん」
潤「今日豚キムチしよっかぁ」
智「おお~♪」
和「もうすぐ雅紀帰ってくるよー」
智「はーい。」
起きておりていくと、
2人が出かけるところだった。
俺は風呂でも洗うかな。
雅「ただいまー」
智「おかえりぃ」
雅「あら、1人?」
智「うん、末っ子たちが買い物行ってる。今日豚キムチだって」
雅「お!うまそー♪」
智「お風呂わいてるよー」
雅「ふふ…至れり尽くせり~♪」
智「ふふふ…」
風呂から上がってのんびりしてたら
雅紀が帰ってきた。
今日は翔ちゃんは遅いのかな。
ガチャ…
潤「かずー、重い」
和「大丈夫だよーほら着いた」
潤「っは!重かった。ご褒美ちょうだい」
和「なに、ご褒美、っん!…ん、//」
潤「ちゅ、ん…チュ…」
和「ちょ、…ふ、ン…」
玄関で何してんだ。聞こえてるぞ~。
和「ばか!」
潤「だって頑張ったもん」
和「…それくらい持つの!」
潤「じゃあかずが持てばいいじゃん」
和「俺はか弱いの!」
潤「どこがだよっ!ただいま」
和「ただいまー」
智「キミたち賑やかすぎね。あと、エロすぎ」
和「一言余計!」
智「だってここまで聞こえてんだよ、エロいキスの…」
潤「もう!いいから。ごめんなさい」
智「ふふふ」
潤「かず手伝ってよ」
和「はーい」
智「ふはは、素直」
和「もともと素直だもん♪」
智「えー?ふふ…」
平和だなー。幸せだなー。
メンバーと、恋人で、家族で、
普通でいられて…♪