第11章 家族感
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雅「2人でこれみてたの?」
潤「そうだよー」
智「ラブストーリーじゃん」
和「デートっぽいでしょ」
雅「ふふふ!襲われなかったかぁ~?♪」
和「………」
雅「え」
潤「襲ってねぇ!」
和「未遂だな」
智「おい、ここでか?」
潤「だからシてねぇよ」
雅「信じてあげよう」
潤「ほんとだもん」
和「ねー♪」
潤「お前な」
和「ふふふ…」
ガチャ…
雅「あ、翔ちゃん帰ってきたぁ」
智「よいしょ」
「「「??」」」
翔「ただいま〜ぉお、にぃさん」
智「ふふふ…お帰り、翔ちゃん♪」
翔「…ふふ…ただいまぁ」
玄関でドアが開く音がした。
それを聞いたさとは立ち上がって
リビングのドアに向かっていった。
ちょうど入ってきた翔ちゃんに
ぎゅーって抱きついたさと。
俺たちは??って感じだったけど
翔ちゃんはすごい嬉しそうに
抱きつき返してた。幸せそう♪
翔「ありがと」
智「ん♪今日一緒に寝よ」
翔「ぅん…♪」
可愛い。お兄ちゃんズ。
この2人がニコニコしてたら
俺ら3人も安心というか、嬉しい。
多分、同じように思ってくれてると思うけど…!
みんな笑ってると幸せだよね。
潤「翔さん今日大変だったの?」
智「んー、多分。」
和「…あ、そういうこと」
雅「ん?」
和「ほら」
かずが見せてくれたのは
LINEの画面。
木村くんのところが未読だ。
雅「今日だったんだね」
和「お疲れさま、翔ちゃん」
翔「おー。連絡あった?」
和「楽しかったって」
翔「まじ?良かったぁ…」
和「優しかったでしょ?」
翔「うん。最近なりに会ってないって言ってたよ」
和「ふふ…まぁ、そのうち…」
潤「なりは安定したの?」
和「どうだろ、してるっぽい」
雅「俺らもかずって呼んじゃうしねぇ」
和「いいよ、かずで」
翔「風呂いただきまーす」
「「「「どうぞー」」」」
和「俺明日早い…寝よ…」
潤「かずー…」
和「んー、」
潤「もうちょい飲んでからいく」
和「起こさないでね♡」
潤「………」
和「まさきぃ…じゅんが、」
雅「うんうん。大丈夫。おやすみかず」
和「おやすみぃ…」
絶対昼間、襲いかけてるし
かずはヤりたくなさそうだし
今日の潤は危険だね…ふふふ。
お兄ちゃんズはもう部屋だし…
もう少し末っ子のお付き合いしますか♪