第11章 家族感
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和「もう!ほら!じゅんが悪い!」
潤「ごめんって!」
和「わざわざ!ちゃんと、言ったのに!」
潤「言った、言ってた。ごめん。ね?」
和「ばーか」
潤「ごめんー。また明日買ってくる」
翔「ただいま。兄弟喧嘩かー」
潤「おかえり。大丈夫、仲直りしたから」
翔「おうおう、仲直りはしとけ、すぐに」
潤「したってば。」
和「おかえり翔ちゃん。潤がリモコンの電池間違えた」
翔「あー、単四なのか…」
和「前間違えたからちゃんと言ったのに」
潤「前間違えたのは覚えてたけど、買ったのがどっちか忘れたんだもん」
和「言い訳。言ったよちゃんと、単四だよって」
潤「だからごめんって。1日くらい大丈夫だろ、こっちのリモコンもあるし」
和「…間違えたくせに」
翔「もー、いいよ。かずももう言わないの」
和「…へーい」
翔「飯ある?」
和「ある。潤の生姜焼き、超美味い」
翔「お。お得意の!」
潤「あっためるね」
帰ったら末っ子たちが喧嘩してた。
にのがぐちぐち言ってて
潤が平謝りだけど、宥めてる感じ。
でも飯の話になると一転。
嬉しそうに美味しいって言うにのに
潤も嬉しそうな笑顔を向けた。
潤「かずお茶入れる?」
和「うん、俺いれるよ」
潤「じゃあ任せる」
和「はーい。」
ほんと、喧嘩って言うのが俺らはない。
この点だと、5人、兄弟なんて言えないほど
バラバラな性格してんのにな。
素直なんだと思う、みんな。
翔「はー、うま。まじで美味いよな、潤の生姜焼きは」
和「ね。お店みたいだよね」
潤「好きだから…極めるよね」
和「もっと美味しくなるね♪」
潤「ふふふ」
翔「楽しみ~♪」
食べ終わってる2人はもう
寝巻きのジャージ。
風呂も入り終わってる。
俺が食べてる横で、
お茶を飲んで一息ついてた。
癒しの時間だな~♪
和「あ、そういえば翔ちゃん、木村くんと共演するんでしょ」
翔「あ、そうなんだよ…緊張する…」
和「ふはは!大丈夫だよ。楽しみにしてたよ、木村くん」
翔「まじ…?」
和「うん。ホントに優しい人だから大丈夫。」
翔「連絡きたの?」
和「そうそう。今度共演するーって。何故か俺に報告」
潤「ははは!嵐だから」
和「そうね、だから、よろしくお願いしますって言っといた。俺出ないけど」
翔「ふふっ…ありがと、かず」
和「んーん♪」