第9章 嘘と喧嘩と団結力 ★
>>side:Jun
トントン…
潤「…はーい」
ガチャ…
和「……じゅん、」
潤「…おいで、早く」
和「ん、」
毎日だから、一応みんなが
2階に上がった後とかに来る。
毎日なのが気付かれたらまた
言い訳しなきゃいけないから。
なるべく嘘は塗り重ねたくはない。
潤「…かず、今日どこ行ってたの?」
和「コンビニだって…」
潤「ほんとに…?」
和「なんで…?」
潤「智、帰ってきた時にはいなかったって。コンビニってそこだろ?ゆっくり歩いてもそんなかからない」
和「…………」
潤「どこにいたの?俺にまた隠し事する?」
和「…でも、ほんとに…」
潤「コンビニ行ってた?」
和「…ん、」
潤「……信じていいんだな?」
和「…ぅん。」
潤「…分かった。ごめんな?なんか…嫌な予感がしたの。」
和「ごめん、…タバコ吸って、ぼーっとしてた…かも、」
潤「ん。外で、1人で…あんま気抜くなよ」
和「うん…」
また、泣きそうな顔。
あの時の泣き顔と同じように見えた。
和「…ぁあぁ…はぁン!//」
潤「だめ、かず。ちゃんと腕立てて、…んっ、」
和「ぅ、…アッ…ぁ、…ぅうっ…あぁッ…//」
潤「いいこ…かず、…はぁっ…イけ、っ…」
和「ぃっ…ぁああ!//、は…ハァ…」
今日は四つん這いにさせて
後ろから突き上げた。
途中で腕の力が抜けて
突っ伏しちゃうかずを叱って
がんばるかずを褒めて
気持ち良くイかせた後は、
快感に震える身体を抱きしめる…。
目を見ると、かずは俺を見つめる。
涙に濡れた、キレイな茶色の目玉。
俺の方が引き込まれそうになる。
和「じゅん…」
潤「んー?」
和「…おれ…じゅんが、いなきゃ…いきていけない…」
潤「え?なに、急に…どうした…?」
和「ふぇっ…ぅう…なんかっ…うぅ…ごめん…」
潤「なんで泣くの…かず…」
和「ごめん…、こほっ……じゅん…、ちゅぅ…する…」
潤「ふふ…いいよ、」
かずから仕掛けてきたキスは
濃厚で、とてつもなくエロかった。
顔に似合わずたまにこういうことをするから…
夢中になってしまうんだよ、お前に…。
自覚してないだろ…ほんとに…タチが悪い。
潤「っは…//…ふぅ…」
和「……じゅん…」
潤「…エロすぎ…」
和「ゃだ…?」
潤「……すきだよ」
和「ちゅっ、…じゅん、すき…」
この言葉だけは、いつも信じられた。
