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5人でいる。--幸せな空間--【気象系BL】

第8章 メンバー以外の人 ★



>>side:Jun

雅「にの、呑みかなー?言ってた?」
潤「いやー?知らない」
智「さっき連絡来たんじゃないの?」
雅「あー。…なんか、久々じゃない?にのが飲みに行くの」
翔「そ?昨日も超遅かったよ、にの」
潤「そうなの?」
翔「俺より遅かったもん。俺がリビングで呑んでたら帰ってきた」
智「…まぁ、誘いに乗る気分なんじゃない?いま」
雅「そういうこと?」
潤「…俺、スーパー寄って帰るね」
翔「俺も行きたい」
潤「うん」

レギュラーの収録が終わって、
にのはすぐに楽屋を出ていった。
残された俺ら4人は予定がなかったから
揃って帰路につく。

スーパーに寄りたい俺と翔さん、
リーダーと相葉ちゃんに分かれて
マネージャーに送ってもらった。


翔「なんで冷麺?」
潤「なんとなく。夜だしさっぱりだし良くない?」
翔「確かに。韓国冷麺ってお酢かけるやつだろ?」
潤「そうそう。具も冷やし中華みたいに凝らなくていいし。キムチとゆで卵乗っければ」
翔「んー、うまそ♪」
潤「マッコリ買って帰る?」
翔「あー…合うな~♪」

翔さんとなんでもないこと話しながら
頭の中はにのだった。なんか、気になる。
ちょっと、違和感あったんだよな…

翔「…にのさ、元気だったよな?」
潤「え?」
翔「元気は元気だったか…」
潤「…うん。でも…なんか、変だったよね?」
翔「分かる?俺も思ってたの」

翔さんも同じだったみたい。
こういう時の俺らってほんと
息が合うというか、たまに驚くほど
意思疎通ができちゃう。
あ、5人ともね。
誰かの様子がおかしいと、
みんな気づいてる。

隠し事なんてできないんだよ。
いくら芝居が上手くてもね。

翔「昨日から変なんだよ。帰って来て、直行でシャワー浴びて、無言で部屋入っちゃって。いつもなら、一瞬でも隣座りに来るのになと思って…」
潤「そうなんだ…昨日なんかあったかな…?」
翔「ただ疲れてただけだとも思ったけど…」
潤「んー…さっき、昨日も一緒にいたって言ってたよね?収録中」
翔「ぁあ……原因あの人か…?」
潤「でも超仲良さそうだったけど…」
翔「…帰ってきたら聞いてみる?」
潤「……言わなさそー。」
翔「それは置いといて。声かけるだけでも」
潤「うん…」

今日ゲストに来てくれた、
にのと仲良しだという俳優さん。

あなたがにのに何か言ったのか…?


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