第1章 神様ヘルプ!
奥の、その奥へと先端を打ち込めば。
面白いほどに可愛く震える真っ白な体。
分かりやすいほど従順に、饒舌に、天を仰いで一際甘く、高く、啼くのだ。
「……はい、せぇ……っ」
舌足らずに鼻から抜ける声。
突き上げる動きに合わせるように揺れる、柔らかなふたつの膨らみ。
そのどれもが。
視覚も、聴覚も。
五感すべてで脳までも溶けていく。
「ああ、そろそろ限界ですか?」
まとわりつく柔らかな膣内が、きゅぅ、と切なげに収縮し、限界を知らせる。
目を細めて見つめれば、涙を溜めながら健気に何度も頷く彼女。
真っ赤に染まった頬も。
とろんと蕩けたその瞳も。
しっとりと汗ばむその身体も。
すべて自分が彼女を乱れさせてるのかと思うと。
―――――堪らない。
いつもの強気な彼女が、自分の手で落ちていく様を。
かわいく蕩けるその様を。
そのギャップを見るのが堪らなく、嬉しくて仕方ながない。
「………どうぞ、もっともっと溺れて下さい」
ぐり、っと。
奥を抉るように貫けば。
「ひぁ…っ」
小さく喉を鳴らし、大きく目を見開きながら可愛らしく喘ぐ。
「や、ぁ、も、だめぇ――――――---っ」
一際大きくビクン、と震えると。
思った通り彼女はくたりと、その動きを停止した。
果てたと同時に吐き出した欲の塊を、薄い膜ごと彼女の中から引き抜けば。
まだまだそれは、元気にそびえ立っていて。
何度吐き出しても衰えることのない自分自身に、腕の中でくたりと横になる彼女を見つめ、ため息ひとつ。
「……………」
ほんと。
12も年下の少女相手に。
欲情してやまない自分が嫌になる。
神様ヘルプ。
どうか彼女を壊さないように、彼女をお守り下さい。