• テキストサイズ

溺愛執事の恋愛事情

第1章 神様ヘルプ!


奥の、その奥へと先端を打ち込めば。
面白いほどに可愛く震える真っ白な体。
分かりやすいほど従順に、饒舌に、天を仰いで一際甘く、高く、啼くのだ。


「……はい、せぇ……っ」


舌足らずに鼻から抜ける声。
突き上げる動きに合わせるように揺れる、柔らかなふたつの膨らみ。
そのどれもが。
視覚も、聴覚も。
五感すべてで脳までも溶けていく。



「ああ、そろそろ限界ですか?」


まとわりつく柔らかな膣内が、きゅぅ、と切なげに収縮し、限界を知らせる。
目を細めて見つめれば、涙を溜めながら健気に何度も頷く彼女。
真っ赤に染まった頬も。
とろんと蕩けたその瞳も。
しっとりと汗ばむその身体も。

すべて自分が彼女を乱れさせてるのかと思うと。


―――――堪らない。


いつもの強気な彼女が、自分の手で落ちていく様を。
かわいく蕩けるその様を。
そのギャップを見るのが堪らなく、嬉しくて仕方ながない。


「………どうぞ、もっともっと溺れて下さい」

ぐり、っと。
奥を抉るように貫けば。

「ひぁ…っ」

小さく喉を鳴らし、大きく目を見開きながら可愛らしく喘ぐ。

「や、ぁ、も、だめぇ――――――---っ」


一際大きくビクン、と震えると。
思った通り彼女はくたりと、その動きを停止した。
果てたと同時に吐き出した欲の塊を、薄い膜ごと彼女の中から引き抜けば。
まだまだそれは、元気にそびえ立っていて。
何度吐き出しても衰えることのない自分自身に、腕の中でくたりと横になる彼女を見つめ、ため息ひとつ。




「……………」



ほんと。
12も年下の少女相手に。
欲情してやまない自分が嫌になる。


神様ヘルプ。
どうか彼女を壊さないように、彼女をお守り下さい。
/ 197ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp