第1章 神様ヘルプ!
「んん……っ、ふぁ、あ、や……っ、あ」
指の動きにあわせて奏でられる、甘い声と甘い水音。
耳から脳までも溶かしていく。
「やぁ……っ、ゆび、止めてぇ」
っつぷ。
と。
滑りをよくした蜜口に指を沈めれば。
「やぁぁ………っ、ぅ、あ」
俺の右腕を両手で握りしめたままに、彼女の背中は綺麗な曲線を描く。
立たせたはずの膝が崩れ落ちると、ガクン、と、彼女の左足はテーブルから落ちた。
落ちた左足をそのまま肩へと乗せ、両足を開かせたままに、さらに指を奥へと沈めていく。
「!?」
そのまま何度か抜き差しを繰り返せば。
小さく痙攣する、小さな体。
快感を身体中で受け止めようとする彼女の恍惚の表情を見ながら、す、と、指を引き抜けば。
切なそうに吐息を洩らす、彼女。
「まだまだ、付き合って」
1度でも果てちゃえば、きっとそのまま夢の中に連れていかれちゃいそうだから。
もう少しだけ、付き合って。
「―――――----やぁ……っ!?」
左右の足をさらに広げて。
そのまま彼女のぐずぐずに蕩けて熱い中へと、自分自身を一気に奥まで突き刺した。
「や……っ!?だめぇ――――---っ」
「………っ」
絡み付くようにうねる彼女の中。
そしてさらに色濃くなる彼女の蜜の、匂い。
テーブルに寝そべっている彼女の高さは、立ったままに貫くには偶然にもちょうど良い高さで。
いつもと違う場所を擦るのか、普段と入れた時の感触が全然違う。
たぶんそれは、彼女も同じようで。
小さく突く度に、ピクンピクンと、跳ねる体。
「………ここ、気持ちいいですか?」
「……しら、ない……っ」
「そう、ですか」
「………っ!?や、あぁぁぁっ!いやぁっ」