第1章 神様ヘルプ!
右手は後頭部を押さえるので使用中。
左手だけで直接膨らみに手を伸ばし、揉みしだく。
ついでに、すでに膨らみ始めたその頂へと触れれば。
力なく、彼女の両手が左手に絡み付いた。
「………なんで、メイド服?」
「だって、誘惑するなら視覚も、って」
「へ?」
「帰る前に、メイドさんが貸してくれたんだもん」
そのままテーブルへと押し倒せば。
恥じらいながら皇は視線を外した。
「……あの、ハイセ?」
テーブルへと押し倒せば、先ほどまで上にあった彼女の視線は当然真下になる。
自分の腕の中で、恥じらいながら顔を染める、しかもメイド服の彼女の破壊力はけっこう半端ない。
元祖お嬢様のくせに、なんでこんなにメイド服が似合っちゃうのかな、この子。
「旦那さまには内密にして下さいね、これ」
「え?う、うん?」
「婚約破棄でもされたら、困りますから」
「え?これ、そんなに駄目なことだった?人の服借りるのなんて、はしたない?」
「いえ?よくお似合いですよ」
「……喜んでいいの?」
「ええ、とてもかわいらしいです」
ほんと、食べちゃいたいくらい。
「ほんと?………っ、て、ハイセ………っ?」
「はい」
「なに、して………っ、ぁ」
メイド服の裾から忍ばせた掌は、容易く下着まで到達し、そして少し湿り気のある下着の中までも、侵入を許された。
「もー少し、慣らしますね」
「何、………ひゃぁっ……っ」
ぐい、と。
膝を立たせた両足の真ん中へと下着の中から直接触れれば。
そこは甘い蜜でほんの少し湿り気を帯びていた。
中心の蕾へと指を伸ばし、上下にあがいてやれば。
さらに溢れ出すのは甘い甘い、トロリとした蜜。