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溺愛執事の恋愛事情

第2章 Lady GO or Stay?


頭を引き寄せられるままに唇が触れあえば。

「!?」


そのまま、ハイセはゆっくりと腰をあたしの中へと沈めたんだ。


「…………っ!」



根元まですっぽりと入ってもなお、唇は離して貰えるはずなどなくて。
ただただ、すぎる快感に悶えるしかない。
熱いハイセ自身が乾いた音を響かせる度に、体は痙攣を繰り返すのに。
塞がれている口からは声を漏らすことも出来ないし。
上から押さえつけるようにかけられた体重は、あたしの動きを完全に封じてる。






「気持ちいい?」
「………っ、い……」



ハイセと体を繋げて3ヶ月。
ハイセは的確にあたしを快感に溺れさせてくれる。


なんにも考えられないくらいに。



快感に、溺れる。







一気に沸点までたどり着いた体温は、そこで初めて。



スパーク、した。







同時に。
あたしの体はくたりと、その機能を完全に放棄したんだ。
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