• テキストサイズ

溺愛執事の恋愛事情

第7章 お嬢様の涙




「ぃや……っ」


飲み込んだ薬の正体が先ほどの薬ならば。
この後自分の体がどうなるかなんてあたしでも想像に足りる。




「感じもしねー女としても俺が痛いだけだろーが」
「やだ……っ、おねが……っ」




熱い。
喉が、熱い。
体が熱い。
喉が張り付く。


やだ。
ハイセ。


ハイセ………っ




「………へぇ、やっばいなこれ」

「………っ」



興奮したように呼吸を乱して、男が伸ばした指先からは。
ぐちゃ、と。
耳を疑うような水音。



「少し俺にも入ったな。あーまじ最悪……っ、くらくらする」



/ 197ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp