第1章 ○ 猫遊戯*太宰治
そのままナカをゆっくり抜き差しされると、もっともっととナカが疼く。
太宰さんはそれを感じ取ったのか、ニヤリと意地悪な笑みを浮かべながら私の耳元に顔を寄せた。
「何をして欲しいか言ってごらん…?」
「……っ、太宰、さんっ。」
「ほら、早く。」
こうしている間にも、ナカは物欲しそうにヒクヒクとうねっている。
「太宰さん…。」
「んー?」
「もっと激しくしてください…!」
とてつもない恥ずかしさを堪えてお願いすると
一花のお望み通りに、と囁かれる。
太宰さんはその言葉通りに、指をもう一本挿入し、激しく抜き差しする。
それと同時に、蜜口の上にある蕾も親指でグリグリと刺激される。