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文スト甘味処

第3章 ○カシスソーダ*芥川龍之介







…びゅっ、びゅるるるるっ!



薄い膜越しに、白濁液が勢い良く射精された。


溜まっていたものが放出され、一気に体から力が抜ける。

そのまま一花に寄りかかれば、
まだ挿入したままのものが奥に当たったのか
一花が小さく喘ぎ声を上げた。



「…おい、一花。もう一度襲われたいか。」

「い、今のは芥川の所為でしょ!?」

「聞き捨てならないな。…何故、芥川に戻っているんだ。そっちから強請ってきたのだろう。」

「だって!……今は恥ずかしいじゃん。」

「声が小さくて聞こえない。」

「だからぁ!恥ずかしいの!」



林檎の様に真っ赤な顔で睨んでくる一花。

此奴が虎だと言っても誰も信じないだろうな。

迫力の欠片もあったものじゃない。



「…てゆーか、早く抜いてよ。」

「また声が小さいな。」

「抜・い・て!」



先刻まで僕の下で善がっていたのに、もうこの態度。


だが、僕も変わっている。

どうやら僕は、生意気な目をした一花をトロトロに蕩かすことに興奮を覚えるらしい。



「フンッ、…却下だ。」

「…ぅえ?……ちょっ、だ、駄目!!」

「…一花、もう一度付き合え。」



抵抗する一花を抑えつけ、
そのまま二人してベッドに沈んでいった。







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