• テキストサイズ

文スト甘味処

第3章 ○カシスソーダ*芥川龍之介







「潮、止まないなっ。」

「あぁっ!らめぇ、そこ触っちゃ、イっちゃうっ…!」

「人虎っ、あまり締めるなっ…!」

「やらっ、人虎、いやっ…!りゅ、のすけっ、名前、呼んでっ?」



生理的な涙なのか目の潤んだ人虎が、縋るように僕の手を握り、名を呼ぶように強請る。


…こんな風に強請られて、揺れ動かない奴が此の世に居るのだろうか。



「…一花。此れで善いかっ?」

「はぁっ、もっ、とぉ…!」

「一花、一花っ、…達するか?」

「っん、イく…っ、イっちゃう、」



一花の四肢がビクビクと震え始め、
口からはだらしなく涎が垂れている。


それにつれ、中もギュウギュウと僕を締め付け
僕にも限界が近づいてきた。


迫り来る絶頂感に身を任せながら、本能のままに腰を打ち付ける。



「いやぁっ!はげ、しっ、もう、イくぅっ、…ああっ!」

「はぁ、一花っ、僕も、限界だっ。…くっ、はっ!」







/ 34ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp