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~miss you~

第18章 俺も癒されたい


「おはよ」
「おはよー」
「起きれるか?」
「うん…」

の会社まで送って行って俺も着替えて登庁した

「なーに、そのスッキリしたって顔」
「いろいろスッキリしたぞ」
「ふーん、帰ってこないと思ったらイイコトしてたんだ
で、誤解も解けたって?」

萩原の腕が俺の首に巻きついてきて脇腹をこちょこちょと擽られる

「ちょ、やめろ…」


「相変わらず、仲良いよなお前ら…」
爪楊枝を咥えた伊達がそこにはいた

「おう、伊達、久しぶり」

擽るのを辞めないまま伊達と喋っている

「聞けよ、松田のやつ1人だけイイコトしてきて俺に惚気けるんだぜ」

「2人でなんて出来るかっ」

なんとか脱出してポカっと萩原を殴りつける

「いってーな、誰も複数プレイなんて言ってないだろ
それとも陣平ちゃんちょっと興味あったりする?」

「バカか、萩原もそろそろ1人の女に絞れよ
俺の所に泣きついてくる奴がまだいるんだが…
背後に気をつけろよ」
こいつに相手されない女達がちょくちょく俺の所に相談しに来る

「陣平ちゃんだけずるいー、俺もちゃんみたいな子がいい」
少しムッとしてやらねぇぞと釘を刺した

「わかってる、俺は陣平ちゃんの隣にいるちゃんが好きなだけ」

おいおい、意味深だな…

「松田に彼女が出来たってのは聞いてたぞ
今度機会があったら紹介してくれ
ナタリーもみんなに会いたがってたから
久々に飲みに行こうぜ」

そういう事なら、いつでもOKだ
萩原の言動が気になりつつも伊達達と飲みに行く約束をした

俺達の囁かな希望も虚しく大事件が発生してまたしばらく帰れない日が続いた


爆弾事件が起きる
小規模な爆発で死者は出てないが、けが人が多数

機動隊、爆弾処理班の萩原も何日も帰ってなくて刑事課もてんやわんやしていた



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