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桜が舞う時。

第2章 桜の季節の話。


桜が舞う時。
また、新しい季節がやって来た。

あなたと恋に落ちるなんて思わなかった。


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下駄箱前のクラス発表の紙を見ながら
「また、一緒のクラスだね!」
といって抱きついて来たのは、私の親友の森本吉。

「うん、良かった。安心した」
と私はホッとした。

私は、小学校は都内の学校にいた。
中学から神奈川の立海中に来ていた。その時初めて話かけてくれたのが吉だった。
私の顔をみて、
「あれ?見たことない顔だね。どの小学校だったの?」
こっからが私たちの付き合いであった。
それから毎日一緒にいて今では親友と呼べるほどの仲になっていた。

「なんだよー、安心したって。もしかして私と別々のクラスになるかもしれないっていう不安でもあったの?」
そういって、吉は私の顔を覗き込んで来た。

「うん、、、不安だった」
と俯きながら答えた。
「なんだよ!!可愛いかよ!」
といい、また抱きついて来た。
吉が抱きついてきたので、照れ隠しするように笑った。

「ほら、遅れちゃうからいこ!!」
そういって、吉は私の手をひっぱって、新しい教室2年D組へと急いだ。

それから、始業式を終わらせて先生が新学期の説明をしていた。
説明をしているんだけど、、、、、。

隣の人がずっと寝てる。頭凄くなんかうねってるし、疲れてるのかな、、、。

「よし、これから自己紹介をしてもらう。前から順に言っていけ〜」

えぇ、、。自己紹介苦手なんだけどなぁ、、。

そう考えているうちにどんどん順番は進んでいく。
大丈夫落ち着いてやればできる。よし、がんばろ。

「はい、じゃ次のやつ〜」

私はその場をゆっくり立ち
「え、えっと、、。佐々木結
です。小学校は都内の学校でした、、。よろしくお願いします。」

大丈夫だよね、、。
変じゃなかったよね。不安で、顔をあげると、吉が親指を立て私のことを見ていた。
吉の顔をみて安心した。

「よし、じゃあ次のやつな〜」

次のやつというのは私の隣の彼なのだが、、、。
起きる様子がない。

「おい!次のやつ〜。なんだ切原か、悪いが佐々木起こしてやってくれ」
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