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囚われの妖精は今日も犯される

第3章 ジュリの召使い


(まさかと思うが…このペンダントは…。)

ホセは思案顔になった。

「どうしましたか?」

ジュリに訊ねられたホセは、我に返った。

「いえ、何でもございませんよ。」

ジュリにはそう言うが、ホセの中の疑問は膨らむばかりだった。
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