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囚われの妖精は今日も犯される

第9章 真実


1人になったギードは、起き上がることのないイザークに話しかけた。

「俺たちはいつも2人だったな。今日までずっと…。」

ギードは笑った。

そして脇から短刀を取り出した。

「イザーク、俺はお前を1人にはできない。」

ギードは短刀を鞘から抜いた。
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