第2章 背負った過去
『確かに反応に困りますよね…』
八戒が苦笑いしながら言った。
『でしょ?だからといって今すぐに相手が欲しいとかじゃないけどね。下ネタは生きる上でとても重要な役割があるからね。下ネタが存在しないと子孫繁栄は出来ないから。』
『それお坊さんが言うことですか〜?』
里白が笑いながら言った。
『いや。逆に言うべきじゃね?欲なんて誰でもあるわけでそれを断ち切れなんて不可能なんだし。』
衣月はそう言ってタバコに火をつけた。
『妙に説得力があるような気がするのは俺だけか?』
悟浄が苦笑いしながら言った。
『僕もそう思いました…。』
八戒も苦笑いしながら言った。
『とりあえず、行きますか〜』
里白がそう言うと再び6人は西に旅立った。
しばらく行くと妖怪達の襲撃にあった。
『どこからともなく…沸いて出てきてなんか知らんけどあたしらも有名だし?』
銃で妖怪を倒しながら衣月が言った。
『そうですよね〜なんか、三蔵一行の専用の娼婦扱いですし?』
『それはお断りだけどねっ!あたしは三蔵一筋!!みんなの慰み者になんかなりたかねぇっての!』
『衣月は三蔵がお気に入りなのね〜三蔵さまにも春がきたじゃないの!』
『うるせえ!エロ河童…』
ーガゥンッー
『すまんな…間違えた』
『うそつけっ!!ぜってぇわざとだろ!!』
『さてと、片付いたことですし、行きますか。』
八戒のその言葉に6人乗りとなったジープに乗り込んだ。