第7章 円鑿方枘

『んっ…あっ…はぁはぁ…んぁんっ…』

里白は胸を触られているだけなのに体中が痺れてどうにかなってしまいそうになっている。

『胸だけでそんなに感じてんの？里白…いやらしい…』

悟浄に耳元でそう言われるだけでも体が痺れて今にも絶頂してしまいそうなくらいの快感が里白の体を駆け巡っていた。

いつの間にか里白は生まれたままの姿になっていて悟浄の手は里白の下半身へと移動する。

『あぁぁん…やっ…んぁっ…ぁぁぁん…』

里白はこんなに気持ちいいと思ったのは初めてでそんなに触られていないのに今にも快楽に支配されそうになっていた。

『あぁぁん…あぁぁ…はぁ…あっ…』

『そんなにきもちい？』

『きもち…いいっ…あっ…いくっ…イッちゃう…』

『いっぱいきもちよくなりな？』

悟浄はそう言うと触っていた里白の肉芽を微妙な力加減でグリッと強めにひねりあげる。

『あぁぁぁぁっ！！』

里白は体を反らせてビクッと跳ねた。

『里白…入れていい？もう…我慢できねぇわ…』

『はい……』

潤んだ瞳で里白は応えた。

悟浄は自分の荷物の中から避妊具を出すと己の熱くなった肉棒にかぶせた。

ベッドに戻ってくると…

『入れるぜ？』

『はい…』

悟浄の肉棒が里白の蜜壷に入っていく。

『あっ…あぁぁぁぁんっ…』

里白は悟浄の肉棒が全て入るとビクッと跳ねた。

『里白…もう、イッちゃったの？』

悟浄の問いに里白は顔を真っ赤に染めて頷いた。

『可愛い…』

悟浄はそう言うと里白に触れるだけのキスをして里白に快楽を与えていく。

『あっ…はぁ…んぁんっ…あぁん…』

里白は既に快楽に支配されていた。
あの時とは違う快楽。
体中が痺れてすごく幸せな気分になっていた。