第5章 五里霧中
次の街に着いた。
宿に着くと、衣月が女子同士で買い物に行くと言い出して着替え始めた。
『おい。出かけるのはいいが、その服はやめとけ。』
『え?なんで?キャミソールと短パンの何が悪い!!』
『それしかねぇのかよ…足出しすぎなんだよっ!!』
『ない!』
『ったく…なんか服買ってこい…』
『へーへー気が向いたらね!行ってきマース!』
ーバァンッ!!
『衣月っ!?なんですかっ!?突然…ノックくらいしてくださいよっ!!』
『ごめんごめん!里白っ!!買い物に行くよ!!女子同士でさっ!!って事で借りてくよーー!』
『おっ…おう…』
衣月の勢いに負けた悟浄が返事をすると衣月は里白を連れ出した。
『あの…衣月?』
『ん?なに?』
『ここって…アダルトショップですよね?』
『そだよ?これ!面白くね?ぶいーんって乳首を刺激するやつ!!』
『えっ!?ちょ…えええ??』
『何を今更、戸惑ってんの??』
『だって!!買い物に行くって言ったから!!服とか買いに行くと思うじゃないですかっ!?』
『これだって買い物だよ?三蔵って絶対に出来たらそれはそれだろ。とか言いそうだからコン○ーム買っておかないと!!』
とか言いつつ避妊具を選ぶ衣月。
『三蔵ってチン○でかいかな??』
『知りませんよ…』
里白は呆れつつ言った。
『よし、Lサイズと普通サイズ買おうっと!』
そう言いつつ衣月はLサイズの箱を数個と普通サイズのを2箱を手に持っていた。
あと、ローションも。
『ローションとかいります?』
『いるのー!人にもよりけりだろうけど!三十路になるとね〜お股が濡れにくくなるのよね〜』
『あはは…そっ…そうですか…バージンなのにそんなことわかるってことは…』
『そりゃー1人で慰める時もあるさー』
『あはは…』