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~桜の木の下で~

第22章 約束



『ていう感じで…』

家に帰宅した里白は家に帰ってきていた悟浄と八戒に衣月の状況を話していた。

『そんな約束してたんですか…衣月には無理でしょうね…永遠に…』

その話を聞いた八戒が言った。

『だよなぁ…旅してた時に気づいてはいたけど衣月って存在することに不安を感じてるっつうか…生きてること自体が不安って思ってそうな所あるしよぉ…』

タバコを吹かしつつ悟浄が言う。

『やっぱり…そうですよね。強いフリして常に不安を抱えてて…必死に強がって必死に平気なフリしてる所があるんですよね…
そこに現れたのが…三蔵でその三蔵と恋人同士になって…することしちゃってるとなると縋りたくもなるし、依存もしちゃいますよね…』

里白が悲しそうに言った。

『なんでこう、あの二人はトラブル続きになるかねぇ…俺が里白とイチャイチャする時間が減ってくだろーがよ…』

『え?そうなんですか?夜にたくさん…お相手してるじゃないですか…足りませんか?』

『いや、そうなんだけどよォ…なんつうの?2話続けて衣月と三蔵メインじゃん?俺らもイチャイチャしたいなーって…』

『そこは読んでいる皆さんのご想像にお任せしますって事で…そんなにたくさんしてたら私のイメージに関わりますから。』

『お2人は先程から何を言っているんです?』

謎な会話を始める悟浄と里白に八戒が突っ込む。

『『気にすんな(気にしないでください)』』

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