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~桜の木の下で~

第19章 一樹之陰


『さてと、話してくれますか?』

天蓬は優しい口調で言った…

『襲われた……』

『男たちにですか?』

『違う……女たちに…』

『女たち?』


衣月の話によると…


遡ること数時間前…

書類の整理を終えた衣月はフラフラと散歩に出かけた。

そこで女達に声をかけられた。

『ねぇ、アンタが衣月?』

女の1人が言った。

『そうだけど?』

衣月は答えた。

『あんたさ…金蝉様に近寄らないでくれない?従兄弟だかなんだか知らないけどさ。』

最初に話しかけてきた女とは別の女が言った。

『いや、そうだけど…最近、会ってないよ?昔はよく遊んでたけど…って!何すんの!?離してっ!!』

女たちは衣月を押さえつけて服を破いて衣月の下半身を露にさせた。

『派手に遊んでるみたいじゃない?アンタみたいなのが金蝉様に近づくなんてっ!!』

『ちょっと!!何すんのっ!!いたいっ!!』

女は衣月の女性器に布を無理に押し込んだ。
あまりの激痛に衣月は声をあげた。

遊びまくりとはいえ、そういう行為をした事がなかった。

『あら、かわいそう。未使用だったんだ。血が出ちゃったね。でも、これからもっと絶望してもらうよ?』

『んぐっ!!』

女は衣月の口に布を押し込んだ。

『んんんんんっ!!!んーーーーーー!!!』

女の1人が衣月の女性器に詰め込んだ布に火をつけた。

女達はクスクスと笑っていた。

布が燃えきるのを見届けると女達は衣月をその場に放置した。

そして、フラフラとしていたら悟空に会ったというわけだ。

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