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【文豪ストレイドッグス】中原中也短編集

第5章 ゆるふわ


中也はゴクリと生唾を飲み込む。下着の隙間から突っ込んだ中也の指が、の陰部を撫でるだけで、絡みつく愛液が卑猥な音を立てた。慣らす必要など無い程に解れた其れが、たまらなく愛おしい。

耐える意味もよく分からなくなって、中也は蜜壺に指を突き刺す。が堪え切れず喘ぎ声を上げると、欲望が堰を切ったように身体を支配した。の膣に突き立てた指先で、彼女の善がる場所をグリグリと撫で回すと、彼女の蜜が掌まで溢れ出す。

奥歯を噛み締めて指を抜き、中也はを抱き上げた。大人しく中也の首に手を回して抱かれるが、おやと片眉を上げる。

「ソファがいい?」

「前に、椅子が硬いと痛がったでしょう」

優しいのねと笑って、は口付けを落とした。甘く中也を唆す舌先とは裏腹な、子どもを褒めるような口調に、中也は眉根を寄せる。紳士的な仕草でを降ろすと、中也は力づくでを押し倒した。

「子ども扱いするな」

欲望塗れのキスが、に降り注ぐ。もう我慢ならないと、中也はベルトを外して、猛る自身を取り出した。
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