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【DC夢裏あり】公安の彼とFBIの彼女【降谷零】

第4章 in bathroom ※裏注意


「骨の上か。痛そうだな」
「まぁね。撃たれた時と大差ない気はするけど」
「あぁ、その傷を隠してたのか。確かに……で、この文字は、イニシャル? 昔の男とか? 」
「まぁ、そんなとこ。若気の至りってやつよ。あんまり触れないで、色々恥ずかしくなるから」
撃たれるよりも、タトゥーを彫るよりも、耐えられない痛みがあることを私は知っている

「ふやけそうだから出てもいい? 」
「ここでもできるぞ」
「いやよ……ベッドがいい」
「ちょっとだけ」
そう言ってキスをされる。抱かれるだけだと思っていたので少し意外だった

「……ひゃっ」
いきなり足の間に手が入ってきて驚いた
「キスだけで濡れてる。優秀だね」
「しゃ、シャワー浴びてたから」
「そう? 明らかに水とは違うみたいだけど」
笑いながら言われて恥ずかしくなった
「改めて確認するけど、本当に初めてじゃないんだよね? 」
「え?
う、うん」
「それにしてはキツいな。もっと力抜ける? 」
「だからベッドがいいって言ったのに……ここじゃリラックスできない」
「拭くのがめんどくさいし、待てない」
「いやよ……体が痛くなる」
「……君はもっと、いい誘い方を知らないのか? 」
「…………I want to go to bed. 」
「日本語で頼む」
「えっ……言ったことない」
「それはぜひ聞いてみたいな」

「……ベッドでしたい」
彼の肩に顔を伏せて呟いた
「うーん。もっと、そそるような言い方できない? 」
「えっ……これでも精一杯なんですけど」
ぐっと抱き寄せられて心拍数が上がる。肌と肌が触れ合うのを心地いいと感じるのは久しぶりだからだろうか

「ここはいやです。べ、ベッドで……だ、抱いて、ください……」
「……仕方ないな」
とても優しい声だった
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