第6章 高尾和成~黒子のバスケ~
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とりあえず、私は今日あったことを全部話した。
高尾「それを早く言えよ……。って言うか轢かれそうになったってどれだけ見えてないんだよ……。」
呆れられた。
「……ごめん。」
高尾「これからはちゃんの家に迎えにいくわ。デートの待ち合わせの度にこんな痣ばっかりつけられてたら心配でしゃーないし。」
「あ、やっぱ心配とかするんだ。」
高尾「当たり前っしょ!自分の彼女を心配しない彼氏がどこにいるんだよ!」
「ごめん。」
まさか、和成がこんなに私を大事に思ってくれてたとは思わなかった。