第3章 黄瀬涼太~黒子のバスケ~
side
今日は涼太とデートなんだぁ。すっごい楽しみ。
涼太とデートするのとか久しぶりだからね。
いつも涼太はバスケで忙しいし、他の女子に囲まれてて中々話せないけど時々構ってくれるだけで良い。
……って言うのは嘘。
私だって涼太と一緒に居たいし話だってしたい。
涼太はそんなこと思っていなさそうだったから言わないけど独占欲ぐらい私にだってある。
でも、そんなもの見せたら涼太が私から離れそうで怖い。
だからなんとも思ってない振り。
っと話してるうちに待ち合わせ場所に着いちゃったね。
涼太は……っと……