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俺の居場所【ノラガミ】

第2章 一戦を越えて


雪音は椅子にかけてある誰かの学ランを手を伸ばした。

オレも こんなの着て学校行ってたのかな…

サイズはぴったりだった。

そして机の上に置かれていた数学のプリントに目をやると、雪音はシャーペンを手に持つ。

カリカリカリ…

……解けた

自分が解けた事に驚いていると、廊下の方が騒がしくなってきたのがわかった。
その瞬間、雪音は学ランを机に置かれていた状態にして、教卓の下に隠れた。

ガラッ

勢い良く先程雪音が入って来たドアが開くと、たくさんの生徒が教室に足を踏み入れた。
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