第1章 出会い
寺島「いや、校内で偶然君を見かけたときに、カッコいいなって思って。女の子なのにすごい大人っぽくてさ、役にピッタリだなって...」
夏海「は、はぁ....」
寺島「その時はすぐ近くにいた2年の男の子に君の名前を聞いてね、次見かけたら絶対に声をかけようって決めてたんだ。」
夏海「それで私の名前を...」
寺島「無理にとは言わないよ。でも、君にやってほいしんだ...!6月の公演会が終わるまででいい..演劇部に入ってくれ...!」
寺島さんは深く頭を下げて私に頼んだ。
夏海「そ、そんなっ...」
美香「いいんじゃない?夏海、どうせ暇でしょ?夏海にピッタリな役なんだし、私も見てみたいし。」
夏海「美香...」
こうして私は6月の公演会まで、演劇部で活動することになった。