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声優目指します~寺島拓篤さんを追いかけて~

第5章 俺の進む道─寺島上京物語─


 

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寺島「おぅわ、人多いなー...」


俺は東京に来た。ちょっと人多すぎない?これが普通なの東京って?


今日から東京で俺の新しい生活が始まる。正直、不安で仕方がない。バイトをしながら専門学校に通い、なんとか食っていかないといけないからなー...

そりゃ不安になるよね。初めての東京だよ、すげー都会だよ?見てよこの人。何人いるの?人口密度高すぎでしょー。

東京で借りる部屋は決まっている、らしい。東京駅からまた別の電車に乗り換えるらしいけど、正直どの電車だか分からない。1人で行ける気がしない...。


寺島「とりあえず手当たり次第歩いてみるしか──」







寺島「全っっっ然、わかんねー...」


ここどこー、なにこれ迷宮?ダンジョン?ドラ○エ?誰か助けて...。

あれから10分ぐらい歩いている。本当ダンジョンにしか思えない。絶対どこかに宝箱とかあるだろこれ。もう東京で生きていける気がしない──。


結局俺は駅員さんに散々お世話になり、やっと乗るべき電車にたどり着く。電車に乗る寸前まで駅員さんは側にいてくれた。すげー迷惑をかけてしまった、お勤めご苦労様です...。

んで東京の電車ってのがこれまたすげーすげー。なにこの人混み、今って通勤時間じゃないよ?通勤時間帯はどうなってんのさ、想像するだけで怖い...。
 
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