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僕だけの君だと思っていた【声優】

第2章 新しい職場


主「ありがとうございます。
あの、、今更なんですが、面接って、、、しなくて
良かったんですか?」

大西「あぁ、大丈夫だよ。
社長から吉岡さんの話は聞いていたし、
話していて問題なさそうだから、
明日からさっそく現場に行ってもらうよ。」

主「そうなんですか!
明日からって、、本当にさっそくですね、、。
ちなみに誰の担当になるんでしょうか。」

大西「うん、とりあえずすぐに1人でマネジメント
するのは難しいだろうから、最初は僕と一緒に
やっていくよ。
担当するのはね、入野自由くんっていう声優さんだよ。」

主「入野、、自由さん、、ですか
ん?入野自由くん?男性なんですか?」

大西「あははっほんとにそのへん疎いんだね。
名前が男性にしては珍しいからね。」

主「すみませんあまり知らないもので、、、。」

大西「ううん、そのくらいの方が、ちょっと助かるかも。
社長にも聞いたかもしれないけれど、
ファンの子が社員としてマネージャーになろうとして
応募してきてる人が多くてさ。
けれど、何も知らなすぎるのはちょっと仕事しにくいと思うから、
帰ってちょっと自由くんについて学んできてよ。」

そう言ってわたしは大西さんから
入野自由さんについての資料を受け取り、
自宅へと帰ってきた。
資料にはプロフィールや
過去の出演作品などが書かれいた。
すごいな、この人子供の頃から芸能界で
活動してるんだ、、、。
そんな人のマネージャーなんて、
わたしやってけるのかな?、、、
というかこんなすごそうな人、いきなり
新人のわたしに任せて大丈夫なの?

資料を一通り読み終え、
ひと段落ついたわたしは、
明日に備え寝る準備をしていた。
明日は朝から入野さんのアフレコがあるから、
現場まで大西さんと一緒に行って挨拶する。
入野さんのマネージャーになるから
明日は他の声優さんのマネージャーや
関係者さんにも挨拶いくって言ってたな、、、。
ちょっと緊張してきた。
入野自由さんかぁ、
いい人だったらいいな。どんな人だろ。
はぁ、とりあえずもう寝よ。
明日も早いし、、、。
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