第6章 確信
<入野自由side>
入野「さっきも、櫻井さんになにかされたでしょ?
それ見て僕、止められなくなった、、。
自分の気持ちも体も、、、。
だから本当に、ごめんね。。」
僕はさくらちゃんを強く抱きしめた。
主「あ、、そんなに謝らないでください。。」
入野「ううん、同意もなしにあんなことしちゃったから。
櫻井さんになにされたかとか、
そんなことは聞かないから。
聞きたくもないしね、、。
それに、僕の気持ちは一応伝えたけど、
急にさくらちゃんとどうこうなりたいとかはないから。。
、、まぁ、こんなことしちゃって今更だけど。。
でも、僕の気持ちは理解しててほしいな。」
そう言うと彼女は、
何も言わず小さく頷いた。
するとタイミング良く
外からノックとともに声がした。
?「入野さ〜ん、そろそろ時間です、
お願いしま〜す!」
入野「はーい!すぐいきまーす!」
スタッフの声だった。
鍵も閉めていなかったし内心少し焦ったがそのまま
行ってくれたみたいだ。
さくらちゃんはまだ胸を露出させたままだし、
こんなところ見られたらまずかった。
入野「ごめんね、さくらちゃん、
僕もう行かなきゃ。」
主「あっ、はい、よろしくお願いしますね」
さくらちゃんは笑顔で送り出そうとしてくれた。
入野「うんっ、ありがとう。
行ってきます。
、、、服、僕がそんな風にしてて言うのはおかしいけど、
ちゃんと直しておいてね」
そう言い、僕は楽屋を出た。