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僕だけの君だと思っていた【声優】

第5章 福山潤さんと櫻井孝宏さん。


<主side>

次の現場へは入野さんとタクシーで向かった。
ラジオのゲストとして今回は呼ばれていた。

主「あの、今からご一緒する声優さんたちって、
どんな方々ですか?」

入野「すっごくいい人たちだよ!
歳は僕と離れてるけど、なんだか
お兄ちゃんたちって感じかな。
あとでまた挨拶しにいくんでしょ?」

主「はいっ!
入野さんにいっぱい仕事が入ってくるように、
わたしも頑張らないといけないのでっ!!」
わたしがそう言うと、入野さんは優しく微笑んでくれた。

入野「ふふっ、ありがとう。
あー、、でも、挨拶行くときは気をつけてよ?」

ん?どういう意味かな?

主「はいっ、失礼のないように気をつけます!」

入野「もうっ、そうじゃないよっ。
ねぇ、さくらちゃん、可愛いんだから、
あんまり目をつけられないようにしてねってこと。」

そう言いながら入野さんはわたしの髪を撫でた。

主「んっ、、!!
ちょっと、なに言ってるんですか、、」

わたしは頭を撫でられたり耳元を触られたりするのが
弱いらしく、変な声が出てしまった。

入野「ほらっ、そういうところ。
しっかりしてよね〜」

主「む、、すみません、、」

もーーーっ!
しっかりしようと必死なのに
入野さんがこんなことしてくるからぁ!!
全く何がしたいんだろうこの人は、、、。

そんな話をしていたら次の現場へ到着した。
エレベーターを入野さんと待っていると、

?「あっ、自由くん!
おはよー!」

振り返ると顔立ちがよくて明るそうな人が
手を振りながらこっちへやって来ていた。

入野「潤さん!
今日はよろしくお願いします!」

福山「こちらこそ、よろしくー!
、、あれ?この方は、、?」

主「はじめまして!
昨日から入野さんのマネージャーを
させていただいています。
吉岡さくらと申します。
本日はよろしくお願いいたします!」

福山「あっ、マネージャーさんなんやー!
よろしくねっ、福山潤ですっ」

そう言って福山さんはわたしに握手を求めてきた。

主「はいっ、初めてな業界なもので、
不慣れですが、よろしくお願いしますっ」

握手に答えながらわたしはそう答えた。

福山「めっちゃべっぴんさんやな!
自由くんが羨ましいわ〜」



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