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僕だけの君だと思っていた【声優】

第4章 神谷浩史さん。


<主side>

あっという間に現場に着いた。
現場へ着いたところで大西さんの携帯が鳴る。

大西「もしもし大西です。
えっ?そんな、、今からですか?
んーーー、わかりました向かいますっ」
「吉岡さん、ほんとにごめんね。
今別の受け持ちのタレントさんのほうで
色々あったみたいで、そっち行かないと行けなくなっちゃった。
1人で今日は挨拶回りしてくれるかな?
ほんとにごめんね、急ぐから、、、
あ、自由くん!吉岡さんと一緒に上あがってあげて!」

そう言うと大西さんはさっさと車を出して行ってしまった。

主「え、あの、、わたし、、
1人で大丈夫ですかね?」

入野「まぁ、、今日はそんなにキャストも多くないし、
いい人たちばっかりだから、大丈夫だよ。ほら、いこ。」

声優さんをサポートしないといけないのに
サポートされてる気がする。。
こんなんでほんとにわたしやっていけるのかな。。

入野さんの楽屋に着き、
わたしは早速挨拶に行こうとした。

主「入野さん、わたし早速挨拶行ってきますね!」

入野「うんっ、もし迷ったりしたらいつでも連絡してね」

主「ありがとうございます!
ではまた後ほど」

そう言ってわたしは部屋を出て、
隣の楽屋をノックした。

?「はーい、」

主「失礼します!」
中を開けると男性が1人いた。

主「あの、昨日から
入野自由さんのマネージャーをさせていただいてます。
吉岡さくらと申します。
よろしくお願いいたします!」

?「はじめまして、声優の神谷浩史です。
自由、またマネージャー変わったんだ笑」

そう答える神谷浩史さん。
なにこの人、、、この人も声素敵すぎる。。。

主「あ、はい。また変わったみたいです。。。」

神谷「君は長く続けられるかな?
まぁいいや、名刺ちょうだい。」

主「あ、はい、よろしくお願いいたします。」

神谷「まだ若いよね?自由と同じくらいかな?」

主「今年26になります。」

神谷「わっかいねー!!これからよろしくね、吉岡さん」

そう言うと神谷さんはわたしの頭をポンポンしてきた。
なんか初対面だけど、この人こんなことするんだ。。
でも不思議と嫌な気がしない。。。

主「あ、よろしくお願いしますっっ、では失礼します、、」





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