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もう誰も失うことのないように
第3章 104期訓練兵
対人格闘
『よし、来い!エレン』
エレン「遠慮なく行くぞ!」
に向かって走って来るエレンを軽く避けるとすぐに吹っ飛ばした
エレン「っ〜!いってぇ!」
『あ、ごめんごめん。ちょっと力入れすぎた』
エレン「これでちょっとかよ!?そのくそ細い体のどこに力があるんだよ。姉ちゃん」
の手を借りて起き上がるエレンはそうぶつくされる
『さすがにお姉ちゃんも傷付くよ?』
女子の誰と比べても華奢すぎる体を見ては項垂れる
はそう軽口を叩きながらも目はベルトルトとライナーを見つめていた
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