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もう誰も失うことのないように

第2章 始まり


『全員無事です』

ハンネス「そうか、良かった」

ハンネスはの言葉でフッと笑った
がすぐに後ろから足音が聞こえてくる

『…!ハンネスさん!エレン達を船へ!私もすぐ追いかけるから』

ハンネスの立体機動装置からブレードを1本取ると目の前の巨人と対峙する

ハンネス「馬鹿!何やってんだ!刃1本でどうするんだ!」

『私が囮になってるいる間に母さん達を船へ!』

エレン「母さんは無事だから姉ちゃんも…!」

『行け!』

凛とした声に3人はビクリと体を震わせると走り出した

『ハンネスさん3人をよろしく!』

ハンネス「あ、ああ…分かった」

は伸ばされる手を素早い動きで切る
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