第2章 day1 「有栖川 帝統」
軽く3人前はあるご飯を、帝統さんは私が食べ終わるよりも早く食べてしまった。
「っはー!腹一杯!食える時に食っとかねえとな。」
「帝統さん食べ過ぎじゃない?私まだ終わらない…」
「早く食っちまえって。」
さっきの続きするんだろ?
そう言う帝統さんはにかりと笑う。
あと二口を一気に詰め込み飲み物で流し込むと、私は帝統さんに向き直った。
「食べ終わりましたっ!」
「よしえらい。」
向き直ったと同時。
私の身体はベッドに放られる。
「っ!帝統さんっシャワー先っ!!」
「待てねぇ。ゆいな1発イかせた後な?」
私の上に乗るようにしてベッドに上がる帝統さんの肩を押し抵抗するけれど、筋肉質な帝統さんの力には勝てず、ワンピースとストッキングを脱がせられる。
「ん、やっぱいいな。その下着。」
満足げな帝統さんの瞳には下着姿の私。
優しげな桃色、控えめなフリルのついた下着は快感を期待している。
「布薄くて触って欲しいの丸わかり。マジでエロい。」
私の気持ちを見透かすように、立ち上がった乳首と未だに濡れた下着の中で主張する肉芽。
それらを帝統さんがぴんと弾くと私の体は小さく跳ね、帝統さんを喜ばせた。
帝統さんは下着の上から立ち上がる両の乳首を捏ね、濡れて張り付いた薄桃色の布の上からぷくりと主張する肉芽に舌を這わせる。
「っ!あっ!やあっ!!」
布越しの愛撫がやけに気持ちよくて、触られてもいない膣口が蜜を垂らしながらひくひくと動くのが自分でもわかる。
帝統さんも気づいているらしく、乳首を弄る手を片方離し膣口を指でなぞった。